くさなぎ




No82.なんと、ゆとりのない国か=草g氏の問題に思う

                                           2009.4.23 藤島公平

  

  SMAPの草g(くさなぎ)氏が、酔った勢いで夜の公園で裸になり大声を挙げたとかで、公然わいせつ罪で逮捕されたというニュースが流れた。  私などは「飲んでまたバカやったな」程度で聞いていた。

 ところが、その日のうちにスポンサーがCMの放映を取りやめると言い出し、鳩山総務大臣が「とんでもないことをしてくれた。こんな人物に地デジの宣伝をさせていたのかと怒り心頭だ」という意味の発言をしていた。しかも検察庁送りとなり家宅捜査までされたとか。

 どこかおかしい。

 報道を見聞きするには、酔っ払って素っ裸になって座り込んで大声を出していたとかであるが、誰かに対してわいせつ行為をしたわけでもなく、脱いだ服も近くに置いていたとかで、裸で徘徊したわけでもないようで、大声を挙げたことでは他人に迷惑をかけたかも知れないが、その程度だったら警察が注意して収まる話だ。軽犯罪で酔いがさめれば調書がとられて書類送検されて、注意されて釈放される程度のものである。

 ところが、彼の仕事が全て取り上げられ、「犯罪者」として家宅捜査までやられている。スポンサーといわれる者たちのゆとりの無さを感じる。草g氏がどのような経緯でそうなったのかを確認し、本人の考えも聞いてみる時間も持てない程余裕もないのか。そのヒステリックさに驚く。
 また、鳩山総務大臣にいたっては「貴方も若い頃にバカの一つもしなかったのか」と聞きたい。偏見かもしれないが彼の顔つきは、バカを大分やってきているように思われる。少なくとも、草g氏の人格まで否定するほどの言い方をするほどの事件ではない。自分が目立ちたいための言動のようで聞き苦しい。(彼の中央郵便局の取り壊し問題での発言なども目立ちたいための言動としか私にはみえない)

 私は、若い者は時にはバカをやるもので、それに対して致命的な処罰を加えるのであれば若者は育たない、と思っている。「今度だけは許すから今後気をつけろよ」ぐらいのゆとりはないのか。私は日本という国が益々ゆとりのない国になってしまっているように思う。

 「他人の失敗は徹底的に叩く」。こんな国では、社会のためにとか日本のためにと志をもって働く将来のリーダーとなるような大物人材は育たない、と将来を暗澹たる気持ちで危惧している。今の政府は「再チャレンジ」を政策の柱としているが、こんな叩き方をする国では「再チャレンジ」はかけ声だけになりそうである。


 (追伸)鳩山総務大臣が言いすぎだったと翌日発言を訂正したとかだが、あの程度のことで人格を否定するような発言を大臣たるものがすること事態が問題であって、鳩山氏の人格に係わる問題である。




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