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相談内容

 海外との取引をこれから増やしていこうと考えています。海外(スウェーデン)の商社に出資をしてもらい(役員の一人になってもらうつもりでいます。)、会社を設立して、今後、その商社と一緒に日本での営業活動を行うつもりでおります。
 この場合、海外の商社は、どのような責任を負い、海外の商社に支払う利益配分の税金はどのように課税されるのでしょうか。海外の商社は、小さいですが株式会社で、日本にも支店を持っています。
 当方は、有限会社としてスタートするつもりでいます。


回  答

 貴方の相談内容は、@海外の商社の国内での責任の範囲、A海外企業の利益への課税の問題の2点に整理されると思います。

 @については、海外の企業といえども日本国内における商業活動は日本の民法、商法によって規定されている点は日本の企業と何ら変わりはありません。従ってあくまでも当事者同士の契約に基づく営業活動が基本となります。契約外の問題については日本の法律の範囲内で判断されることになります。従って利益の配分に関する権利義務、契約に対する権利義務は契約に基づくもので、もし契約に違反して相手方又は取引相手に損害を与えた場合は、勿論日本の法律によって日本の所轄の裁判所で裁かれることになります。

 Aについても、海外企業といえども日本国内で得た収入に関しては日本の税法により課税されます。従って、支店といえども一法人として、支店の決算期における決算に基づいて法人税等の申告をすることになります。

 問題はその海外企業の本国において、その課税額をどう処理されるかはその国の税法によります。例えば日本に本社を持つ企業が海外で収入を得た場合、国内の収入と合算し、合算した損金を差し引いた後の所得に対して計算し、課税された税額から海外で課税された税額(課税当時の為替レートにより日本円に換算)を控除して、税額を納税することになっています。
 一般論でしか解答できませんでしたが、参考になれば光栄です。




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